Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

B : バスケットボール

中学時代はバスケットボール部にいた。←聞いた人みんな驚く

小さい頃から、ずっとピアノを習っていて音楽大好き少女だったから、絶対音楽部に入部するだろうと周りの人は予想してたけど、あえて、それに反抗して、運動部に入部したのだった。ピアノのレッスンが苦しくなっていたころだったんだと思う。バスケを選んだのは、小学校でドッジボールが盛んだったので、同じようなものかなと(笑)。

部活動が特に熱心な学校ではなかったけど、定期的にある地域の大会には参加していたから、練習はそれなりにハードだった、と思う。

私たちのチームには珍しい特徴があった。まず、レギュラー5人が皆、身長が150センチ台だったこと。キャプテンなんて152センチだった。他の学校から笑われてしまうほどの、ちびチーム。だから、はっきり言えば、どんなに練習しても限界があって、試合で一つや二つ、偶然に、いえテクニックで勝っても、やっぱりそれ以上上には行けなかった。(と。背のせいにしておく)

それでも部活は楽しかった。何しろ、5人が仲良かった。中学の女友達ってどうして、あんなにいつも一緒にいるのが楽しいのだろう。部活以外のときでも、かならずチームの誰かといた。友情の証とでも思っていたのか、同じ物を持つこと=お揃いも盛んだった。スヌーピーとかキティちゃんの文房具や小物を5人で揃えて持ったりしていた。

そして、もうひとつ、重要なお揃い。それは5人が皆、ロングヘアだったこと。これがまた、珍しい特徴だった。バスケって(バレーと違って)相手と絡むから、反則防止のためにもショートの方がいいって分かっていたけど、私たちは暗黙の了解で、あえてロングヘアにしていた。日頃はただ二つに束ねている髪を、バスケのときは高い位置で結び、それを三つ編みにする。これだと全然邪魔にならない。あとから聞いたことだけど、このスタイルは、5人揃うと、結構目だっていたらしい。

さあて、ここで問題。私たちは徹底的にお揃いに拘り、ロングヘアの長さまで揃えていました。でも、まさか頭頂から何センチなんて決めていたわけではありません。もっと簡単で、確実に見た目が揃えられる方法。さあ、どうやっていたのでしょう?

 

 

  正解:髪を降ろしたときの長さを背中のブラの線って決めてたのでした。わかりやすいでしょ?(笑)