Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

A : アイ

・アイは目

先日、高2の娘が目が痛いというので、近所の眼科へ連れて行った。医師は、真っ赤になっている右眼を診断して、すぐに「たぶん化粧品が目に入って、異物を感じ、こすってしまい、炎症を起こしたのでしょう。最近、若い人に多いんですよ」と。なんと、診察室には「アイメイクに気をつけましょう」というポスターが貼っていて、イラスト付きで事細かにアイメイクの注意点が書いてあった。アイラインやマスカラ、付けまつげの装着剤など、目に入れないようにすることが大事だと。

それにしても、私は最低限のアイメイクしかしないのに、娘、しかも高校生がメイクによる被害?だなんて。何しろ、休日ともなると、そりゃあもう念入りにメイクして出かける不良娘だもの。「だから、そんなことばっかししないで、もっと勉強しなさいよ」と言いたかったけど、ぐっと堪える。

 

・アイは愛嬌

いくら丁寧にメイクして、ばっちりお目々になったって、不機嫌な顔をしていたら、メイクも台無し。昔から、「男は度胸、女は愛嬌」っていうけど、もうこれを散々小さいうちからたたき込まれた私は、体調悪かろうが悩みがあろうが、老若男女誰にだって、どんなシーンでも、(基本的に・笑)笑顔で接してきた。おかげで、それほど人間関係で悩んだことはないし、それどころか周りの人に助けられて生きてきたと思う。

今だって、人と接する仕事なので、この根っからの「愛嬌」で何となく乗り越えてきた感がある。でも、だから実は不安がいっぱい。今はとりあえず順調だけど、きっと限界が来ると思う。実力なくて愛嬌だけじゃ、ダメに決まっている。すごい不安・・・。だから、勉強しなくちゃ・・・。

 

・アイは挨拶

当たり前だけど、挨拶は大切。社会人になったとき、つくづく思った。入社したてのころは、「おはようございます」の一言も照れとかタイミングとかで、なかなか簡単にできないものだったけど、この挨拶で、一日がさわやかに過ごせると分かってからは、だれにでも自分の方から挨拶することにした。そしたら、他の部署の人も顔と名前を覚えてくれて、いろいろと話しかけてくれたりした。楽しかったなあ・・・。いい職場だった。

誰にでもすすんで挨拶するのだけど、お気に入りの人には心を込めて挨拶したい(笑)。でも、たかが「おはようございます」や「さよなら」で、それを表現するのは難しい。まさか社内で、ウインクしたり、手を振ったりなんてできるわけない(笑)。そこで、私だけのとっておき差別化挨拶。Mさんだけには、「Mさん、おはようございます」「Mさん、さようなら」って、名前を付ける。若かったなあ、遠くからでも人前でも平気で言っていた。逆に言えば、それって恋愛対象じゃないってことよね。・・・そう、ひよっこの私には、あまりに大人で、偉大すぎて、雲の上の人だった。

あらら、くだらない話になってしまい、ごめんなさい。夜に飲んだワインのせいにして。

さあて、これからまた仕事(文書作成)するよ、音楽聴きながら。