Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

紺色

あちこちで夏物セール開催中。物は増やさないようにしているのに、ついつい誘惑に負けてしまう。丈のある総柄刺繍のノースリーブブラウス。

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懐かしい感じがする総柄刺繍(画像、全然わからないですね・笑)とお腹や背中が見えることのない長めの丈が気に入った。色はついつい紺を選んでしまう。

 

その昔、大学出て就職した会社は、支店や支社は女子の制服があったのだけど、本店勤務にはなかった。スモックのような事務服はあったけど、着ているのは経理や業務部で、営業部等はもっぱら私服のみ。それに憧れて本店勤務を希望したなんて言ったらバカにされそうだけど、嘘ではない。お洒落な服で身を包み、颯爽と仕事をするのが夢だった。

とはいうものの、実際のところ、毎日違った服を着て行くなんて到底無理。学生の頃からの手持ちの服に、少しずつお気に入りのお店の服を加えていって、上や下をとっかえひっかえシンクロさせ必死にコーディネートする毎日だった。だから、お給料のたびに買い物をして、ワードローブが少しずつ増えていくのは、すごーっく嬉しかった。

その頃からテーマカラーは紺に決めていた。服だけでなく、財布やカードケースも紺で揃えていたから、結構徹底していたのかも。色を決めておくのは、実は便利で、買い物のとき、他の系統の色には目がいかないから、(どんなに安くなっていたりしても)誘惑されず、経済的だった、と思う。

人に見られるためのファッションもあるけど、当時意外にも仕事に燃えていた私は、仕事を快適にするためのファッションに拘っていた。着慣れない色や形の服は落ち着いて仕事ができないし、それは「私」でないように思えた。逆に言えば、いろいろ細かなことに拘ることで、私なりの「私」をつくっていたのかも。たとえば、顔の周りは飾るけど、手元は気が散るから飾らない。←指輪はしない、ネイルは決めた色。など。

そういう拘りは今もずっと続いていて、主婦になっても、巷で流行っているお洒落なネイルには興味ないし(勧められて経験はある)、指輪だって、結婚指輪も本当ははずしたいくらい(それはまずいでしょ・笑)。

そして、いまだに紺色の服には、この歳になっても惹かれるのだ。最近ではね、例の何とか細胞のOさんが記者会見で着ていたワンピース。バーバーリーなんだよねぇ。かなり高い。

 

昨晩は長男がいなかったので、カレーが珍しく余り、朝食は朝カレー。なので準備がすごく楽。毎朝これにしたいかも(笑)。そうそう、ミョウガとセロリのピクルスに凝ってます。午後から渋谷。