Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

反省

土曜日、NPOの座談会が無事に終わる。参加者が急に増えて、(司会役としては)少し焦った。内容が絵本そのものより、学校での読み聞かせについてになってしまい、私個人としては残念だったのだけど、参加者はそこを話し合いたかったらしく、アンケートを見ても満足されたようだったので、よしとしよう。スタッフの反省会でも「よかった、よかった、次もまたやりましょう」という意見がほとんどだった。

司会だから最後の挨拶をするわけだけど、そこであえて本日のまとめや感想は言わない。参加者それぞれの思いがあるだろうし、下手にまとめると始めから用意されていたようで、座談会の意味がなくなってしまう気がするから。そもそも、会の進行が仕事であり、それに徹しているつもり。それでもそれでも、(前にも書いたけど)ときどき意見を言いたくなることがある。今日も実はとても迷った。ある問題に対して、あまりにあさっりと皆の意見がまとまってしまい、もっと別の角度から見ることも必要な気がした。でも、あそこで一石を投じる勇気がなかった。それは、見方を変えれば反対意見だし、「何偉そうに、この人言ってるの?言うのは勝手だけど、やるのは私たちよ、その苦労、前に活動してたのなら分かるはずでしょ」という声が聞こえてきそうだったから。

でも、どうなんだろう。もしかしたら、賛成意見や、言われて気付く人もいたかもしれない。それによって今後の活動も変わったかもしれないし、それを被るのは最終的には子どもたちだ。

それにしたって、初対面の人たち相手に色々言うのは難しい。読み聞かせの活動もボランティアだし、私のやってることもボランティアだし・・・という(ホントはいけないのだろうけど)生ぬるい思いもある。結局、参加者が満足して、楽しかったと思ってくれたなら、座談会は成功で、私は意見を言わなくて良かったと結論づける・・・。

 

昨晩は、ハイクのキーワードから、ハリウッド映画「幸せのレシピ」の画像を検索してたら、この映画の元となったドイツ映画「マーサの幸せレシピ」を思い出した。この映画の音楽がキース・ジャレットで、素晴らしのなんの。久しぶりにずっと聴いていた。ウォークマンに取り込んで、明日の旅の友にするつもり。

マイ・ソング [SHM-CD]

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あ、昨日3月1日は、芥川龍之介の誕生日だったそう。彼の短編は「河童」が人気のようだけど、私は「蜜柑」が好き。灰色の空にオレンジ色のみかんが飛ぶ絵が鮮やかに浮かぶ。

そうそう、仕事から帰ったら、はてなからチョコ360個が届いていた。ありがとう。