Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

茶色の靴

朝、駅までの道のりで、前方を歩く若い男性が黒いスーツに茶色の靴を履いていた。黒のスーツに茶色よ、ありえない、ありえない・・・彼は一足しか靴を持っていないの?それともお気に入りの靴?あ、昨日の雨で黒靴が濡れてしまったとか?だから仕方なく履いているの?

ところが、やけに颯爽と歩いているし、背も高めで細身のスーツが身体に合っているので、なんだか、その恰好がとてもお洒落に感じてきた。もしかして、これは十分あり得ることなの?

でも、紺のスーツにだって黒靴でしょ?あれ?女性だったら、紺の服でもバッグが茶なら、茶でもオッケーな気がする。だって、高校生って、紺の制服に茶のローファー合わせるでしょ?だって、茶の方がかわいいもの。でも、男子の学ランは黒だから、やっぱり黒靴よね?

あ、昔々高校生の時のある日のことを思い出した。そうそう、今頃の秋の日。文化祭の準備だったか委員会の集まりだったか忘れたけど、何かの用で男女数名で一緒に駅まで帰るときに、誰かがボートに乗ろうって言い出して、赤坂見附の弁慶橋のボートに乗ることに。でも、なにかで私の機嫌が悪くて(このころからすぐご機嫌斜めになる子だった・笑)、私はボートに乗らずに、ボート乗り場で一人、みんなの靴の番をしていた。ずらっと並んだ靴を見て、リーガル、ハルタハルタ、リーガル・・・なんて観察して(あの頃、ローファーといえばこの2種しかなかった)、あれ?Sくんは茶色を履いているんだあ、なんて驚いた。リーガルの茶はホントに茶だし(笑)。そうだ、昔から黒に茶色の靴を合わせる子がいたんだ。しかも、お洒落なSくんだった。

あれ?それにしても、ボート乗るのに靴って脱ぐの?おかしくない?でも、確かに私は靴の番をしていた。うーん、なんでだろ?専用の靴に履き替えたのかな?ボート内が汚れるから?・・・乗らなかった私は全くその理由が分からない。しっかし、乗ればよかったな。ホテルニューオータニが頭上に見えたりして、絶景よね、きっと。 

なんて、いろいろ思いをはぐらせてたら、乗車駅まで着いたのでした。

 

ところで、昨日ネトラジでベイシティローラーズを聴いて以来、今日はこの曲が頭から離れないの。

姉がまさにリアルタイムで大好きだった。I ONLY WANT TO BE WITH YOU って、簡単で歌いやすくて、いいよね~ 思わず何度も口ずさんじゃう。(*^_^*)

・・・副詞はbe動詞の後、本動詞の前だから、onlyはこの位置。英語の歌で英文を学習しましたね、その昔。(^-^)