ひとり
水曜日に食べたマンゴーのタルト。写真がほとんどない殺風景な私のブログにだって、たまにはこういう美味しそうなものも載るのよ(笑)。
それには理由あり。だって、ほら、
ね、店内混んでいるけど、目の前の席が空いている。そ、ひとりでお茶してたのです。だから、スマホ出して、マナーカメラでパシッって撮れた。この日は、ちょっと緊張することが終わって、家に帰る前に1人で、ほっと一息つきたかった。
もし、目の前に座っている人がいたら、写真は撮れない。今あなたといるこの3次元を遮断して、私はもっと楽しいことをするの、って空気を一瞬でも相手に与えたくないんだけど、考えすぎ?(笑)単なる(ネット世界に馴染んでいない)古い人間なのかも。あと、最近やたらとカメラに凝っている長男への反発もあるなあ。←ぶつぶつ
タルトのあとは、淹れたてのコーヒー。泡が沈んでない状態で写したから、ブラックなのに黒色じゃない(笑)。すごく美味しくて、ほっとした。緊張が続いた仕事の帰りだったので、疲れもとれ、貴重な時間だった。
月末から月初は、完全に1人でする仕事が多い。主に書類の作成だけど、職場で1人でこつこつやっている。石井桃子さんの「ひとりたび」にこんなのがある。
私は、自分はひとりぼっちでいるほうが、
いい人間になれることを考えて、おかしくも思ったが、それは、 うそいつわりのない事実であった。元来、不器用な人間が、 すばやいひとたちについてゆこうとすると、 納得もしないうちに物事を切りあげ、何かを口にし、 先へ歩いていかなければならない。いつも中途半端なところで、 粗雑に生きていかなければならない。
こういうことがやっと分かるようになった。