Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

泣ける歌から牛乳へ


ムーン・リバー by オードリー・ヘップバーン - YouTube

映画「ティファニーで朝食を」での挿入歌『ムーン・リバー』はあまりに有名。映画は知らなくても、この歌は知ってるって人も多いと思う。でも、当初、上映時間が長くなってしまったので、このシーンをカットするという案が出たらしい。それをヘップバーンが猛反対したんだとか。

そりゃそうでしょ。このシーン(歌)はすごーく大事。だって、この2分間のシーンで、主役の自由奔放に生きているホリーが実はどんな女の子なのかが分かるから。田舎から都会に出てきて、見たい物、欲しい物が私にはたくさんある。今は娼婦なんてしてるけど、それはすべて夢を叶えるため。故郷にある美しいムーンリバー(川)。あの大きな川をいつか堂々と渡ってみせる。・・・そんな風に自分自身を励ましながら、故郷を懐かしみ、故郷にある川を眺めていた子ども時代を思い出している歌なんだと思う。

日本の歌でいうとまさに『ふるさと』かな。

♪ 兎追いし かの山 小鮒 釣りし かの川 ・・・・

♪ 志を 果たして いつの日にか 帰らん ・・・・

偶然にも同じ4分の3拍子ね(^_^)v

で、『ムーン・リバー』に戻って、これの2番の歌詞がすごくすてき。

Two drifters,
Off to see the world,
There’s such a lot of world
To see.
We’re after the same
Rainbow’s end
Waitin’ round the bend

あてもなく田舎から抜け出してきた2人は見たい世界がいっぱいある。僕らは同じ虹の端っこにある夢を一緒に追いかけるんだ。今はあの虹の頂上で待機してるところさ。

って感じかな。ちょっと強引だけど。(^_^;)

でね、これを言いたいのは誰かって言うと、キリンジ兄なの。←って急に方向転換(笑)。で、もちろん、奥様に言ったの。

♪ムーンリバーを渡るようなステップで踏み越えていこう、あなたと♪ って。

だからキリンジ『drifter』は渾身の誓いの歌。こんなこと言われたら、誰だって泣いちゃう。だから、『drifter』聞くたびに胸がいっぱいになって涙がでてしまうのは自然のことなのね。

 

以上、cotton独自の解釈でした。では、♪冷蔵庫のドアを開いて ボトルの水飲んで♪、目を覚まします。そうそう、冷蔵庫ってすごく生活感がある。『イミテイション・ゴールド』が最初かな。♪彼が冷蔵庫バタンと閉じる パックのままの牛乳かかえ♪、おっと、こっちで登場するのは、牛乳なのね。さらに生活感漂う。cottonは低脂肪乳を飲んでいますって言ったら、さらに生活感出るかしら(笑)。