Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

メガネ

月曜日。午後から仕事なので、午前中自転車であちこち回る。銀行、クリーニング店、郵便局、そして新幹線の切符購入のために旅行代理店へ。ここが混んでいた。いいなあ、GWの海外旅行の相談なんかしてる。順番を待っている間、テーブルの上に置かれている雑誌に紛れて、なぜか、歌人 穂村弘氏の文庫本があって、読みふけってしまった。これ、もしかして誰かの忘れ物?

彼の本は久しぶりだったけど、いやあ、やっぱり面白い。続きが読みたくなって買ってしまおうか検討中。↓あれ?キリンジ兄に似てる?って、メガネだけ?(笑)

もうおうちへかえりましょう (小学館文庫)

もうおうちへかえりましょう (小学館文庫)

正義の味方はもういない。金利はまったくゼロに近い。高度成長期に育ち、バブル期に青春時代を過ごした40代独身男は、デフレとスタバとケータイに囲まれて、ぼろぼろの21世紀を生きている。永遠の女性は、きらきらした「今」は、いつ目の前に現れるのか? 故郷も、家族も、夢も、希望も、志も、野望も、立身出世も、革命も、維新も、なにもなくなってしまった「今」という時代。白馬に乗ったお姫様がいつか現れて、僕を幸せにしてくれるはず、なのに。人気歌人「ほむほむ」こと穂村弘のエッセイ集第二弾。(アマゾンより抜粋)

そういえば、いつだったか、彼と谷川俊太郎氏の対談を読んだけど、谷川氏が、詩は、100%受注生産、と言ってた。その話を長男に話したら、「なんかショックなんだけど・・・」って。うんうん、気持ち分かるよ。「そりゃ、詩で生活してるんだから、しょうがないよ。でも、きっと若い頃の詩は違うんじゃない?」ってフォローしておいた。私だって、そう信じたい。

歌だって、聴き手に受けるように作詞するのがプロなんだろう。悲恋の歌は心に沁みやすいから、強引にそこに持って行くなんて聞いたことある。キャリアを積めば、なおさら、創作がうまくなるだろうし、そうでなくちゃ、売れないだろうし。でも、自分の好きな歌は、作者の真実って信じたい。・・・実は、今、強引に「Drifter」に持って行こうとしてるけど、時間なくなってしまった。また、のちほど(笑)。それにしても、いつも支離滅裂だなあ、私。