Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

Y: Yokohama

Yは、ヨコハマ Yである。ちなみに、トーキョー T、オーサカ O、コウベ  K 。でも、Nは、ナゴヤ Nではなく、ニッポン Nか、ニューヨーク N 。

横浜には今の地(東京)の前に、10年近く住んでいた。みなとみらいに歩いて行ける、とても便利な所だった。買い物に行くにも映画を観るのも大きな公園や図書館に行くのも全て歩いていけた。ちょうど子育ての時期だったので、それには最適なところだったと思う。・・・どこに行っても帰りは(上り)坂道、ということさえ抜かせば(笑)。で、実際は、3人の育児生活は、ほとんど毎日クルマ生活だった。(^_^;)

今高校生である双子は、横浜で産んだ。上の子を連れていたので、混んでいる大きな病院に行くことはできず、家から一番近いところにある産婦人科(個人病院)を自分で探しだし、迷うことなく、そこで産んだ。・・・迷うことなく、というのは嘘で、ずっとずっと不安だった。産む前も産んでからも。

こないだ「あまちゃん」を観てたら、ドラマの中の大女優が妊娠中の弁護士役で、『え?双子なの?』と驚き、最後には双子を乗せた双子用のバギーをにこやかに押している、という場面があったけど、双子ってその意外性からかコメディ風に使われがちなようで、正直言って、私は好きではない。(ドラマの筋に全く関係ない、どうってことのない小さなことだけど、だからこそ、ここに一応書いておこうっと) ちなみに、あの双子は二卵性でしたね。子宮のCTスキャンが映し出されていたけど、ちゃんと二つのお部屋があったでしょう?(笑)

さて、双子を産んだ翌年、そこの産婦人科の院長は急死してしまい、病院は継がれることもなく閉院してしまった。でも、そのビルは残っている。さて、その病院の後は何になったと思います?

・・・・・・・・なんと、マンガ喫茶になったのです。

で、物心ついた双子を連れて歩き、そのマンガ喫茶を指さして、「あなたたちはここで生まれたのよ」と語りかける私がいたのでした。

事実はドラマよりも面白い。