伝わる

毎日「あまちゃん」を楽しく観ている。もうまるで、生きがいのようだ。寂しいかな、これくらいしか一日の喜びがない？なんて。（笑）

さて、昨日の放映で、大筋とは関係ないけど、隠れスカウトマンの水口琢磨（松田龍平）が言ってたことが気になったので、ここにメモ。

小泉今日子こと春子が歌う「潮騒のメモリー」を彼は「うまい下手とか言うのでなく、説得力がある、本物感がある」って言ってた。うーん、これはなかなか参考になる。確かにカラオケの点数を競う歌番組なんかを見ていると、けっして点が高いからと言って感動するわけじゃない、ってつくづく思う。音程が多少はずれてもビブラートなんかなくても、聞いている人の心に入ってくる歌がある。歴史に残る大物歌手というのは、そういう歌を歌う人なのだろう。

そこですぐ仕事に結びつける私。スピーチだって同じだと思う。うまいスピーチをする必要はない。目指すは説得力のあるスピーチ、本物感のあるスピーチ。それは人から借りたことばでなく、自分のことばで、自分の気持ちを、心を込めて話すこと。誠意は必ず伝わるはずって信じている。もちろん、仕事でなくても、ね・・・。