Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

散策

先週の土曜日は、新宿御苑を散策した。あいにくの天気だったが、午前中は雨が降ったり止んだりで、風もなく、寒くもなかったので、充分楽しめることができた。むしろ紫外線を気にすることが無かったので、良かったかもしれない(笑)。

学芸員の資格を持っている元小学校長がガイドとなり、さまざまな植物のうんちくを聞きながら、園内を回った。不思議なことに知識とともに木や花を眺めると、俄然見方が変わってくる。ボーっと見てた木や草花も、それぞれの特徴がつかみ取れ、鮮やかに目の中に入ってくるのだ。(ただし、逆に考えると、知識がないと心に入ってこないというのは、感性が鈍っているのかもしれないな・・・)

新宿門から入ってすぐ、「セコイヤ」という戦後アメリカから来た、あっという間に大きくなる世界最大の樹木がある。でも、(杉や檜と違って)木材どころか、なあんの役にも立たない木なのだそうだ。セコイヤ?どこかで聞いたことがある。そうだ、チョコレートだ。なるほど、クッキーとチョコとの層が樹木の断面に似ているかも。うふふ、このチョコ、はてなブログの記事(バレンタインの思い出)のキャンペーンで当選して1年分(360コ)もらったのだ。でも、未だに食べ切れていない。子どもたちや友人たちにも配ったのだが、あまり詳しく突っ込まれると、このブログを知られてしまうので、なかなか配りきれない。賞味期限は今年末とはいえ、夏前までには片付けないとね(笑)。

それにしても新宿御苑は、昔々に行ったときの記憶より、はるかに広く、静かで、緑がいっぱいだった。とてもとても都会のど真ん中とは思えなかった。ビル群から少し離れているので、ビル風もないのが良いのだそうだ。(浜離宮はビル風が強いらしい)。5月なので、バラ花壇のバラが見事だった。桜の季節や、紅葉の季節はさらに美しいことだろう。言い尽くされていることだけど、自然は荒んだ心を癒してくれる。子どもの更正にも土いじりが効果的と聞いた。当日の歩数計は1万以上もカウントされていたので、ウォーキングがてら近いうちにまた散策しに行きたいと思う。

そうそう、参加者は私以外皆、横浜市民。この春の東横線と副都心線との乗り入れを凄く喜んでいた。「新宿まで一気に行けるなんて最高よね~」と口々に言っていた。それほど、伊勢丹は魅力的らしい(笑)。