Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

J : job

前回の記事で「お揃いマジックを何かに生かせないかな」と書いたけど、先週夜Eテレ又吉直樹の出ている番組(これ経済学の番組だった)をまたチラ見していたら、興味深いことがあった。

ファストフード店で、メニュー表を出されると、圧倒的な人数の人が、メニューの真ん中より上を位置して、かなり大きく写っている品々の中から自分の食べたい品を選ぶ、ということだ。番組では、2つのメニュー表が提示され、もう片方のメニュー表には、(その選んだ)品が、今度は下に小さく書かれてあると、それを選ばず(というか目に入らず)、やはり上の大きく写っている品の中から違う物を選ぶ、とう実験をしていた。解説者は、これを利用して、日本中のどの店も目立つところに「ローカロリーメニュー」を提示すれば、もしかしたら日本中の大勢の人をメタボから(自然に)救えるかもしれない、と結んでいた。

ね、ちょっと面白いでしょ?お店の儲けじゃなくて、知らぬ間にメタボを救う、なんてとこ。これを見て、私の仕事にもこのような心理マジックを生かせないものかなって考えたけど、残念ながら、あまりに仕事内容が違いすぎて無理(笑)。

しかし、目立つ物を選んでしまうという人間の心理は、アイドルグループなんかだと、人気者がセンターになるのでなく、センターになったものが人気者になる、っていうことと同じだと思う。そこで、私は考えた。うちにあるタオルや食器の並べ方だが、家族に使って欲しいものをセンターに並べればよい、ということを。どうだ!!