Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

デコルテ

来る日曜日に、夫(というより義父)がお世話になった方の米寿を祝う会に代理で出ることになっている。少し遠い。知らない人ばかりで気が重い。でも、一泊とはいえ初めての土地に旅できることは気分転換になると思い、前向きに考えている。子どもが小さかった頃は、そんなこと絶対無理だったし。悩みはひとつ、女性なら誰でもそうだと思うけど、着ていく服だ。決まったときからずっと考えている。こういうとき、ホントに男性はいいなあと思う。

そんなとき、朝日新聞のファッションスタイリスト押田比呂美の「装うことは人生よ」に目を留めた。確かこのコラムは中年?女性向けのお洒落のアドバイスだったはず。今回はニットだそうな。その彼女の文。↓

私がニットを考える上でのポイントは二つ。まず一つ目は「鎖骨見せ」です。

えー!!私は何度も読み返してしまった。一番最初に来る着こなしが「鎖骨見せ」?信じられない!アドバイスは続く。

野暮に見えてしまうニットをエレガントに見せるには、Vネックを選び、首からデコルテにかけての肌をみせることなのです。

肌を見せる?デコルテ(首から胸元)にかけて?えー、そうなの?だって、ニットよ。冬よ。わざわざ鎖骨見せる?もうびっくり。そうか、この(驚く)時点で私は、おしゃれな人でなく、普通の人なんだな。スーツの下にスクエアカットのカットソーとか着て、鎖骨が見えることはあるけど、意識して見せようなんて思ったことない。かなり首もとが開いていないと鎖骨って見えないし、だって、まず寒いしでしょ(笑)。

とはいうものの、なんとなく鎖骨の魅力は分かっている。髪がちょうどそのあたりまで伸びていた頃、キャミ姿の時なんか、鎖骨にかかる髪で遊んでいた'自分'がいた。(裸じゃだめなのよ・笑)

結局、もう3月なんだからニットは遅れてると思い、一昨年の中学の謝恩会で着た、春色のアンサンブルスーツに決めた。もちろん鎖骨は見えません。

今夜はメインのおかずよりカボチャのポタージュが好評だった。ま、メインは、単なる豚肉のソテーだから。(^_^;)