Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

早春

もう10年以上まえになるけど、そのころ気のあったブログ仲間(ホームページ仲間)が、たまたま数名横浜に住んでいて、何回かオフ会をした。音楽が好きでとりわけユーミンファンという共通項があった。ユーミン命っていうくらい私はユーミンの曲が好きなのだけど、それは7才年上の姉の影響で、デビューからリアルタイムで愛してきたファンというわけではない。実際その仲間うちでも私はかなり若い方だった。その私よりさらに4才年下のAくんに「キリンジって知ってる?」とその1stアルバムを紹介してもらった。それがキリンジとの出会い。びっくりした。なに、この人たち、天才?!って思った。今まで聴いたことのない音楽。その衝撃は子どもの頃ビートルズを初めて聴いたときと似ていた。そして、好きになった。日頃育児で忙しいときだったけど、音楽を聴いてその世界に浸っているひとときは私の至福の時だった。

ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック

ペイパー・ドライヴァーズ・ミュージック

ライブに行ったり新しいアルバムを予約して買ったりするほどのファンではないけど、ずっと彼らの音楽は聴いていた。そういえば、ユーミンの30周年記念アルバムでは、キリンジは、ユーミンの「曇り空」を彼ららしい曲にアレンジしてカバー参加している。このアルバム、参加メンバーが豪華で、お洒落なアルバム。

Queen's Fellows: yuming 30th anniversary cover album

Queen's Fellows: yuming 30th anniversary cover album

そんなキリンジを去年の後半から(弟の脱退が決まったせいもあるけど)、毎日のようによく聴いている。昔の曲は甘くて切なくて涙が出て、兄弟では最後になる最新のアルバムは静かで壮大で淋しくて、涙が出る。

え?恋でもしているの?なんて疑われてしまうから、家族の前では聴きませんよ(笑)。

SUPER VIEW (初回盤)

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