Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

試練


~ ALL MY TRIALS ~

Peter, Paul and Mary  (ピーター・ポール&マリー)は、たぶん私が聴いた初めての洋楽。

小学4年生の頃、生意気にもリビングのステレオで音楽を聴きながら勉強するのが日課になっていて、家にあるレコードを片っ端から聴いていた。その中にあった唯一の洋楽がこれだった。

英語なんか全く知らないときだったけど、その静かなメロディとハーモニーが気に入って、繰り返し聴いていた。ベスト盤だったのだと思う。「パフ」「花はどこへ行った」「悲惨な戦争」など(後から知ったが)名曲揃いだった。中学生になり、その歌詞の意味が多少なりとも分かるようになり、ますます彼らの歌が好きになった。さすがに私の周りには彼らのことを知る人はいなかったけど(笑)、私は密かに愛し続けていた。

その中の一曲が「私の試練」(ALL MY TRIALS)←調べたら、なんと1963年の曲、私でさえ生まれていない(笑)。

この歌をバイブルに私はいくつもの苦しいときを乗り越えてきたつもり。辛いときは試練だと思い、神は乗り越えられない試練を与えはしないと信じて。

ちなみに、歌い出しの All my trials Lord soon be over (主よ、願わくばこの試練をすみやかに終らせたまえ)
のLordを聞き取れなくて、Ah my trial soon be over 私の試練はもうじき終わる と勝手に解釈し歌ってました。