Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

立春

なんだろ、最近やけに孤独を感じる。仕事忙しいし、家族の問題もいろいろあって、そんなことを感じるヒマはないはずなのに、この異常な淋しさはなんだろう。愚痴や不安をこぼす相手がいないから?え?誰かに分かって欲しいの?今さら友達欲しいの?そんなばかな・・・

 

今から思えば、子どもたちが小さかった頃のママ友は貴重な存在だったのだなあ。うっとうしかったり、面倒だったり思っていたけど、あれだけ素直に自分の生活(育児)を話し合っていたときってなかったと思う。話したり聞いたりすることでお互いを励まし合っていたのだと思う。PTAもそんな感じがあったのかな。子どもたちが大きくなって、手を離れ、私に助けを求めなくなって(親より友達?)何を考えているのか分からなくなってしまったのも淋しさの要因のひとつ?

仕事も今のポジションが(何年前かと違って)孤独と言えば孤独なポジションであることは確か。それでいて悩みや問題はたくさんあるのに・・・

 

私は何を求めているのだろう。自分を励ましてくれる人が欲しいの?ひとこと「がんばれ」「お疲れさま」って言ってくれる人が欲しいの?いい歳して、そんな甘ったれ?

 

春風や 闘志いだきて 丘に立つ(高浜虚子)っていう、有名な句がある。

穏やかな春の風を感じて、その感動に包まれながら(たぶん、未来を感じながら)、わき上がってくる思いは「闘志」だということ。希望でも夢でもなく、闘志。

うんうん、ときは立春。私も戦うよ。がんばるよ。大丈夫。ひとりだってやっていける。愚痴なんてこぼさない。全部自分で決めたことだもの。