Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

ひとり

4月のスケジュールを見て、土曜日に長男ママ友との食事会があったことに気付く。高校オケのママたちの集まりで、卒業以来だから2年ぶりになる。だいぶ前に、気が利くEさんが企画してくれて、場所も人気のお店を予約してくれた。おかげで大勢集まるようだ。

子どもが3人いて、引っ越しもしていると、このようなママ友との付き合いが結構多いのだけど、正直言うと、最近は断るようにしている。ママ友どころか、先日も仕事関係の飲み会を断ったばかり。

大勢で集まり、美味しい食事をしたり、お酒を飲んだり、カラオケ行ったりして、騒いだりしゃべったりするのも楽しいと思うけど、(若いときはそうでもなかった気がするけど、というより気付かなかっただけなのだろうか)最近どうも考え方の違う人と一緒になることが多くて、しょせん、人間って、「ひとり」というか「孤独」なんだなって思うようになったから。もちろん、人はひとりじゃ生きていけないのは分かっているけど、寂しさを紛らわすために意味もなく飲んだり騒いだりするのは、どうなのかなって思うようになり、むしろ、その「孤独」に立ち向かわなくちゃいけないのかなって思うようになった。

うまく言えないけど、孤独を寂しいと思わずに、当たり前なんだと思うこと。人の心の中にはどんなに親しい人でも入ることはできないし、寄り添うことは出来ても依存したり依存されたりでは、いつか破滅してしまう。育児でも仕事でも仲間がいることは励みになるけど、それは、ひとりひとりが頑張っているからだと思う。

周りのあれこれに惑うことなく、自分を貫いて歩いていくことは、むしろ穏やかな生活ができると思うし、そういう中で、ひょんなことから、出合った人とは、大切な「心の友」となるような気がする。

だから、寂しいけど、寂しいと思わない。で、一人旅したいところだけど、ま、ひとり映画でも観に行きますよ、水曜日、レディースデイにね!(笑)