Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

とある運動会前

ブログを再開しようと決めたものの、一日書いただけで止まってしまった。

というのも、私の日常の大部分を占めるのが仕事なので、仕事以外のことを書くのは意外に難しい。仕事のことだったら話したいことたくさんあるのだけど、うーん、それをこの場で書くわけにはいかない。

 

さて、私の甥は二人いるのだけど、そのうちの一人は都内の小学校で教師をしている。その小学校の運動会がもうじき開かれるのだが、なんと高齢の私の両親(つまり甥から見たら祖父母)がそれを見に行きたいと言い出した。そもそもは、姉(甥の母親)が「今年から体育主任になり運動会に向けて張り切っている」という話をしたからだ。

生徒(孫)の運動会を見に行く祖父母は当たり前だけど、教師(孫)を見に行くなんて聞いたことがない。いったい何を見に行くのか、教師としての活躍ぶり?うーん、親ばか、いやババジジばかか。

ところが、そんな話を職場のスタッフにしたら、なんと幼稚園の先生をしている娘の運動会を見に行く友人がいるという。それもパートの仕事を休んで。

そうか、そういう時代なのだ。

そういうわけで、暇な両親だから、まあちょっと目先のかわったところに出向くのもよいかと私も賛成したのだが、問題はこれから。

姉の義母の体調が悪くなり、当日姉が連れていくことが難しくなってしまった。姉が行かないのだったら、行くわけないと思っていたが、ところがどっこん、すっかりその気になってしまった父母は、二人だけでも行くと言う。日ごろ気の合わない二人なのに、こういうときは妙に意見を合わせ、頑固に言い張る。

目的の小学校は23区内とはいえ、実家からはかなり遠い。乗り換えもある。駅からも歩く。無事に着いたとしても、母のことだから、敬老席に座らせてくれとか、見えないとか我儘を言ったり、仕事中の甥っ子に勝手に話しかけたり、みんなに迷惑をかけそうだ。父は父で、持病があり、心配だ。

で、で、たあいへんな役目が私に回ってきたのである。二人姉妹だから、姉に頼まれると断れない。しぶしぶ返事をした。でもその時から、私の煩悩は108つどころか150くらいに増えてしまった。

・当日の私の仕事を他日に変えなければならない。その手配にあくせく。

・当日のスケジュールを綿密に立てる。電車乗り換えやタクシー利用とか。

・会場で座るところがないと困るし、母は脚が悪い。→アウトドア用のたためる小さな椅子を2脚買う。

このへんまではよかった。ところが甥が送ってくれたプログラムと案内状を見て、びっくり。

・1年生は6クラス、他の学年も4~5クラスあるマンモス小学校。

・保護者でさえ見ることが大変なので、保護者席は入れ替え制(自分の子の学年だけを見る)

・運動場が珍しく全面、天然芝。なので、ハイヒールはもちろん、アウトドア用椅子も禁止。

なんだ、なんだ、とても都内の小学校とは思えない。受付も厳しいようで、どうやら生徒の保護者以外は歓迎していない模様。早速父母に電話したが、それでもやっぱり行くと言う。

だめだ、もう二人の心はすっかり運動会なのだ。

仕方ない。私もあきらめて、連れていくことにした。

せめて、母にお弁当だけは作らないで、と毎日懇願している。だって、何が何でも午前中で帰る予定だから・・・(内緒)

 

あらら、長文になってしまいました。愚痴は言っても書いても、だらだらになりますね。ごめんなさい。

運動会終わったら、報告しますので、よかったら、また読んでください。