Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

おくりもの

明日友人のお通夜があるので、昨晩自分でカラーリングした。かなり茶色だったので、暗くした。夏用の喪服も出した。夏用なんてもったいないな、って買うときは思ったのに、以外にも出番が多くて複雑な気持ち。この暑さはご病気の方には想像以上に堪えるのかもしれない。

彼女には7歳の女の子がいる。今春小学校に入学したばかり。付属の幼稚園にいるときから「小学校の制服姿を早く見たい」って言っていたのだけど、まさかそんな意味があったとは...。もっと成長していく姿を見たかっただろうに。どれだけ心残りだっただろう。

それを思うと割とはやく出産してしまった私は幸せかも。幼い子を残して亡くなるほど辛いものはないって思う。

明日Sちゃん(彼女の一人娘)に会うわけだけど、こっちが泣き出してしまいそうで、(そんなことしないように)がんばらなければ。

偶然にも亡くなる前の週に彼女とlineでやりとりをしていた。入院中とは知らなかったから、ごく普通にトークしてスタンプを送りあった。その跡が私のスマホに残っている。それを見ると、いまでも彼女が生きているように思えて、胸がいっぱいになる。よく突然亡くなったために個人のHPやブログがネット上に残ったままの人の話を聞くけど、同じような感じがする。

45歳で亡くなってしまった彼女の分も残された私たちはがんばって生きなければ。この先何か辛いときがあったときは、彼女のlineを見て、彼女に励ましてもらおう。Sちゃんの笑顔も思い出して、がんばろう。

Y子さん、ありがとう。明日は最後のご挨拶に行きます。どうぞ、安らかにお休みください。