Cotton Candy

夢の続きは、ひとつかみの綿菓子

電子書籍

読み放題でコスパよし!電子書籍アプリyomel.jpキャンペーン」が今日まで、ということなので、ちょっと書いてみよう。

電車に乗ると、ほとんどの人が携帯やスマホを見ている。それくらい手軽なのだから、電子書籍はもっと普及できるはず。でも、電車の中などの限られた時間では、長い小説を読むのは難しい。ましてや、以前読んだページをぱらぱらとめくって探すというのが文庫本のようにはできないと思う。

だから、その場ですぐ読めて完結する短編小説や随筆がいいと思うけど、私がお勧めするのは詩集。詩って、今ひとつ人気のないジャンルのような気がするけど、この際、この電子書籍で読んで、詩の世界に浸りましょう。

詩って、理解するのが難しいと敬遠しがだけど、読んで感じるもの。だから、ひとそれぞれの感じ方があっていいし、また同じ詩でもその時々によって感じ方が変わってくる。

それでも、いったいどんな詩を読んだらよいか分からない。そんな人にお勧めがこれ。

通勤電車でよむ詩集 (生活人新書)

通勤電車でよむ詩集 (生活人新書)

まさに電車内で読むのにぴったり。小池さんの解説もちょうどよい長さで心地よい。これに始まり、古今東西さまざまな詩集が電子書籍となって、たくさんの人が読むことができたらいいと思う。たとえばツイッターで「今日はこの詩を読もう」なんてつぶやいて、読んだ人みんなで、すぐにその感想をああだこうだ言えたら楽しいかもしれない。そんな素敵な詩の味わい方が電子書籍にはできるんじゃないかな。